自然言語処理

自然言語処理

授業概要

機械翻訳や対話システムを始め様々な自然言語処理システムが日常生活に浸透しています。本講義では、自然言語処理の基礎技術から応用技術まで学び、利活用に必要な素養を身に付けることを目標とします。具体的には深層学習による自然言語処理のコア技術、形態素解析や構文解析などの基礎解析技術と機械翻訳、音声対話システムを内容とします。本講義ではこれらを座学と演習によりバランスよく習得することを目指します。

講師紹介

梶原 智之
愛媛大学 大学院理工学研究科 講師
2018年
大阪大学 データビリティフロンティア機構 特任助教
2021年
愛媛大学 大学院理工学研究科 助教
2024年
愛媛大学 大学院理工学研究科 講師

深層学習に基づく最新の自然言語処理について解説します。私の担当回は、計算機上でのテキストの表現方法とテキスト分類への応用を中心に、講義と演習を行います。

駒谷 和範
大阪大学 産業科学研究所 教授
2002年
京都大学大学院 情報学研究科 知能情報学専攻 助手(2007年4月から助教)
2008年
School of Computer Science, Carnegie Mellon University Visiting Scientist
2010年
名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 准教授
2010年
JSTさきがけ「情報環境と人」領域 研究者(兼任)
2014年
大阪大学 産業科学研究所 教授

SiriやAlexa、Google Homeなどとして知られる音声対話システムについて講義と演習を行います。音声認識の概要とともに、ここまでで学んだ自然言語処理技術の、対話システムの中での使用例を学び取ってください。