お知らせ

一般社団法人データビリティコンソーシアム概要

Posted: 2024.01.29

■ご挨拶
ビックデータ時代の幕が開け、我々が暮らす社会から最先端科学分野まで、広範な分野で、エクサバイトを超えるビックデータが毎日のように生まれています。この溢れるデータから、いかに迅速に有用な情報を取り出すか、エクサバイトを超えるビックデータの迅速な解析と効果的な利活用が、その分野の発展において重要な鍵を握ります。すなわち、データの価値を見出し、その高度なデータ統合利活用と新たな知的価値の創造を通じた未来社会の創成が望まれています。
本コンソーシアムでは、このような時代に対応するために必要な、データ利活用のためのデータハンドリング事業ならびにその担い手となるデータビリティ人材の育成事業を展開します。   代表理事 八木 康史

■事業概要
一般社団法人データビリティコンソーシアムは、大阪大学ライフデザイン・イノベーション研究拠点(iLDi)における活動を広く社会に普及させるために、多様なステークホルダーが集い、高付加価値バーソナルデータの活用によるイノベーション創出を共創的に実現していく場として設立されました。
当法人では、データ駆動型の社会課題の解決に資する多様な知識を学び、パーソナルデータ活用に必要不可欠なAI力を身につける人材を育成し、パーソナルデータ活用のためのマネタイズモデルの提案・普及を会員企業の皆様と共に創り上げていく前例のないプラットフォームです。
※文部科学省が実施する平成30年度「Society5.0実現化研究拠点支援事業」に、大阪大学申請の「ライフデザイン・イノベーション研究拠点」が採択され、心と体の健康増進やQOLの向上、学びや楽しみの実現に役立つような高付加価パーソナル・ライフ・レコード(Personal Life Records : PLR)データベースの構築とその安全な活用を目標に、より一層豊かな社会生活の実現に向けて全力を挙げて推進しています。

■実施事業
◎データハンドリングに関する事業
データハンドリング事業は、構造変化する社会・生活と、パーソナルデータの二次利用・活用を通じて、身体の健康、心の健康を基軸に、輝く人生のデザインをサポートし、新たな社会・経済価値の創造をめざしています。
◎データビリティ分野の人材育成に関する事業
産業界が求める人材は、「自ら考え動くことのできる人材」。現場で動けること、その学びの第一は、課題解決に必要な知識や技術を実際に経験しながら学ぶことであり、さらには、学んだ知識を自らが興味を持って研究の現場で実践し結果を出すことです。データ駆動型社会の到来においても、ターゲットとなる問題を理解した上での総合的問題解決力を有する実践型人材の育成に関する事業を実施しています。

■入会のご案内
会員は4種類ございます。入会ご希望の方は当法人事務局までご連絡ください。

会員種別アカデミア 会員協賛会員賛助法人会員賛助個人会員
特別法人会員法人会員ベンチャー会員
入会金無料無料25万円25万円10万円無料
年会費無料無料40万円25万円15万円1万円
会員特典総会
戦略会議
部会全部会全部会全部会 (幹事可)全部会 (幹事可)オープン型部会のみ
新規事業創成共同研究会
コンサルティング
(技術相談/研究拠点との共同研究相談
 データの利用・収集相談)
無料 (60分×2回)無料 (50分×1回)無料 (30分×1回)
特別セミナー
(データハンドリング/AI関連等)
無料無料無料無料無料無料
MYPLR活用説明会
(データカタログ紹介等)
無料無料無料
教育講座割引10%7%5%

※1.(特別法人・法人・ベンチャー)会員は、会員種別“賛助法人会員”の枠内とする。
※2.(特別法人・法人・ベンチャー)会員のデータ取引所MYPLRに参加(要審査)におけるPLR基盤使用料は、免除。

■会員特典
1.   総会 :活動報告、主なトピックスのご提供(年2回開催)
2.   戦略会議:Society5.0事業化プロジェクトテーマのご紹介、等(年4回開催)
3.   部会:オープン、セミオープン、クローズドの3種類、複数の会員で活動
4.   新規事業創成研究会:新規事業創成を目しての新設の枠組み
5.   コンサルティング:技術相談/研究拠点との共同研究相談/データ利用・収集相談等
6.   特別セミナー:データビジネス、AI関連等で時流に則したテーマで開催
7.   MYPLR活用説明会:拠点活動でのデータカタログのご紹介と活用相談
8.   データ取引所MYPLRへの参加:医療情報連結も含め、データの2次利用時の安全なデータの受け渡しシステムのPLR基盤使用料免除
9.   教育講座割引:賛助法人会員様に割引あり

■部会活動内容
現在、「Well-Being 部会」 「データジャケット部会」 の2部会の活動が行われています。部会は賛助法人会員と大学研究者とが一緒になり、一定のテーマの下、互いに知識を共有・討議、それぞれの研究や業務に役立つような成果を得ることを目的に取組んでいます。部会は、オープン、セミオープン、クローズドに分かれています。また、賛助法人会員、特別法人会員はどの部会にも参加いただけます。ベンチャー会員はオープンの部会に参加いただけます。
(1)Well-Being部会(セミオープン)
コロナ禍後社会、ヒトを中心に 「街」 を再定義し、その中で「学び成長する」 「刺激・活力を得る」 「心地よさが続く」といった、個人及び社会のウェルビーイング (Well-Being) の達成を目指し、生活者をナッジさせるための“データ利活用” を検討していくことを目的に取り組んでいます。
(2)データジャケット部会(オープン)
データの中身を公開せずにデータのアピールポイントを記述する手法 「データジャケット」 (東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻大澤幸生教授により提唱) を中心とした活動により、パーソナルライフレコードの利活用とデータビジネス創出に向けた活動に取組んでいます。

 

〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘8-1 産業科学研究所F164
Tel:06-6155-5035 Email:info@cds.or.jp
一般社団法人データビリティコンソーシアム 事務局